2004年11月04日(木)
バルーンアート実践中
「ね〜イヌ作って〜」 「アタシにはお花作って〜」 「次オレの番」 「おれだよ〜」 「ねぇパンダ作れる?」 「おね〜ちゃんと一緒のがほし〜ぃ」 「帽子とるとかっこわる〜い」 「ねーまだできないの〜」 「丸山先生に似ているよね」 「え〜似てないよ〜」 「もう一つ剣作って」 「木に登ってるサル作って」 「クマ作れる?クマ?」 「結婚してるの?」 「トリ作れる?」 「トンボは?それか飛行機!」 「これただでもらっていいの?」 「顔描いて〜」 「あたしもやりた〜い」 「ボクにも作ってよ」 「ネコってできないの?」
風船イヌ
風船を作っていると、いつもこんな状況です
僕は、ペンシルバルーン、またはマジックバルーンと呼ばれる細長い風船を使って、イヌなんかを作るパフォーマンスをすることができます。以前イベントスタッフをしたときに憶えました。
バルーンアートは大道芸とかでピエロがやってたりするのを、目にすることもあるかと思います。
先日は地震によって被災した小学校などを周って、子供たちと一緒に風船を作ったりしました。こういうパフォーマンスは普段なかなか触れることが少ないので、子供たちには喜んでもらうことができて良かったです。
今回はお金を取らないので、遊び放題、もらい放題ですしね
風船はハンズやロフト、大きめの玩具、DIY店などで手に入ります。最近は100円ショップでも売っていますね。
この風船をふくらますには専用のポンプを使います、やはり100円ショップでもポンプが売っています。口でふくらますのは相当の鍛錬が必要でまず無理です。僕は一度たりとも成功したことありません
バルーンを作るのは、最近流行ってきたのか、地域のカルチャースクールなどで講習会を行っているようです。一度コツをつかんでしまえば、思っているほど難しいものではないので、隠し芸などにはオススメですよ。あとは書籍などもありますし、風船メーカーの鈴木ラテックスでも講習会を催してています。
ただ、大勢の子供相手に作るにはそれなりのテクニックがあります(僕もまだまだマスターしてませんが)
あと、バルーンアートと一口に言っても、この細長い風船を使ったもの以外にも、風船を使ったデコレーションのことも指していることもあります。よく結婚式やイベントなどの飾りに使われますね。
バルーン関係のリンク
自分のメモも兼ねて、バルーン関係のリンクです
- 鈴木ラテックス
- 風船メーカーと言ったらこの会社。海外からの輸入品や、100円ショップの風船の方が割安ですが、品質と扱いやすさを考えるとメーカー品の方が良いです。作り方のページもあります
- 見世物広場
- チャン助さんのホームページで、バルーン以外にもマジックやジャグリングもされています。図解入りでとても分かりやすいページです、初めての方にはこのページがお薦めですね。僕も風船の結び方はとても参考になりました。
- 風船のジローちゃん
- パフォーマーのジローさんのホームページ。風船を作る様子のムービーなどもあります
- 風船職人SHINO
- 風船職人のSHINOさんのホームページ。コラムなどが面白いですね
- バルーンおやじのホームページ
- 今回バルーン関係のホームページを周っていて、再発見したバルーンおやじさんこと南芳高さんのホームページ。復活してたんですね、良かった。初心者から上級者までとても参考になる膨大なアーカイブがあり、まさに技術辞典という感じです
- バルーンおやじファンサイト
- 以前に南芳高さんが公開していたものも含めさらに新作も追加された100以上の風船作品をまとめたサイト。僕は2000年にバルーンアートに出会ったのですが、本職の風船屋さんからこの前身のホームページを教えてもらって、こんなに奥深いものがあるんだなぁ、とビックリしました。
- 経緯の説明にもある通り、南芳高さんが最初は公開していたのですが、ある時に閉鎖しちゃったので、管理人さんが再開してくださったそうです
バルーンアート
以前僕は友人と一緒にデザインフェスタで、六角形の風船をひたすら作り続ける構造体のパフォーマンスをしたことがあります
バルーンアートは主に形態模写なツールとして認知されていますが、これを使って安定した構造を作り、人間も中に入れるような空間を作ってみたらどうだろう?という着想でやりました。
風船という非日常的なもので、日常の空間を包み込む
というコンセプトです。また風船の割れやすく壊れやすい特性を逆手にとって、中に入れるという違和感を強調する狙いもありました。
上の写真では子供2人以外にも、大人2人も中に入っています。最大で大人4人入れました、ぎゅうぎゅうでしたけど。
写真のように子供が寝転がっても、割れないくらい安定しています。大人でも中に入って座ったり寝たりしても大丈夫です。制作には3〜4時間くらいかかったでしょうか、作る過程も作品としていたので、他のブースに比べると割と異質で目立ち、かなり好評でした。
企画段階ではボツにしたのですが、こういう正12面体のものでも面白かったかもしれません