2004年11月01日(月)
うちのペンギンのモデルになった、ヒゲペンギン
今日はデザインの話
長いし、画像も重いし、大抵の人には興味のない内容ですが
9月から続けているペンギン日記ですが、このペンギンにはモデルがいます。そのペンギンはヒゲペンギンで、上のイラストの通りあごの辺りにある模様からそう名付けられました。
左の子供のペンギンの方は、コウテイペンギンのヒナ鳥がモデルです
目の周りと白目の有無
なぜヒゲペンギンや、コウテイペンギンのヒナ鳥なのか?というと、一つの理由は顔の色です
多くのペンギンは目の周りが黒いのですが、上の2種は目の周りが白いです。これをイラストにすると右の通り。僕が動物を描くときには白目を省略して黒目だけの表現にすることが多いので、この2種のペンギンが描きやすいというのが大きな理由ですね
また目の表現も顔が黒いよりは表情がつけやすいというメリットもあります。顔が黒いと眉毛とかの表現が難しいですね
とは言っても、工夫次第でそれらはなんとかなるはず、デザインを練ればいいだけで。単純に僕の怠慢です。
身体の色の濃さ
色は最初の頃に比べると段々と薄くなってきています。これには意図的にやっていますね
このデザインでは輪郭線をハッキリと描いているので、身体の色が薄い方がその線を認識しやすいためそうしています。特に手の表現などで身体の色が濃いと視認性が低くなってしまうので現在のようになりました
これらは、かわいさを優先するためと、描写の簡略化が目的です
最近は慣れもあって、日記の絵を描くにも20〜30分くらいで描けますし、早ければ10分。
現在のデザイン
ただ、難点としてはこのタイプだと他の種類のペンギンが表現しにくいのと、あまりにも簡略化してしまって本当のペンギンからかけ離れすぎているのが個人的には気になっています。多分このペンギンを見てヒゲペンギンだと思う人はいないだろうなぁ、と思ったり。汎用的なペンギンというのもいいンですが、将来的に他の種類のペンギンなどを出そうとするとちょっと難しいですね
というのも「キャラクターをペンギンにしよう!」としたものの、たいしてスケッチを詰めないで、見切り発車で始めてしまったので特に最初の方は絵が不安定ですね
しろくま君も似たようなもので、最初は一発キャラのつもりで描いたのでスケッチも適当で済ましてしまいました。やはり最初の頃と今とでは雰囲気は違いますね。準レギュラーにしようと決めてから慌ててスケッチし直しました
新デザイン?
という訳で、デザインを一新しようかな?というのが今日の目的です
まぁいくつか描いたものの、まだ決めていないのですけれど
こんなん出ました
現在ものよりも大分ダイエットしました
これなら胸を張ってヒゲペンギンと言えそう。しかしもうちょっと身体の色が薄い方がいいかな
ダイエットしてみました
やせ過ぎ
増量しました
むしろ体重を増やしてみたり
バリエーション
くちばし長めで、目つきが悪いのが特徴かな
もっと体重 増やしてみました
イワトビとコウテイペンギンのヒナ
イワトビペンギンが、岩を飛べなさそう
ヒゲとイワトビとコウテイのヒナ
頭を大きくしてみました
重心低め
逆に頭を小さくして、首を細くしてみました
ぬぼ〜っとな
首をなくしてみたり
丸く
もうちょっと背が低い方がかわいいかなと
とまぁ、こんな感じでいくつか作ってみました
結論
それで結局、明日からデザインを変えるのか?というと、新しいデザインのものにも一長一短なのでまだ踏み切れず。どれもデザイン的には詰めれていないし
今年一杯はこのまま現状のものでやろうかな、と。ホントは今月から変更するつもりではあったんだけれどね。地震とかあったので(責任転嫁)
しかし、こうやってみると自分のイラストの特徴というか、共通項が見えてきますね
もうちょっと自分の幅を広げたいので、毛色の違うデザインにしてみようかなぁ。どうも僕は輪郭線を太く使って、色数を少ないデザインの方が好きなようです。このタイプのイラストだとファイルサイズが小さくて済むのがメリットですが