新潟豪雨/7.13水害

2004年7月13日、新潟県と福島県を猛烈な豪雨が襲いました。
床上床下浸水8095棟、住宅損壊5810棟、死者15人など多くの被害をもたらし、後に気象庁に「新潟・福島豪雨」と命名された水害です。
私が住んでいるところが、まさに被害地域で私自身はあまり被害はなかったのですが、見慣れた街が変わり果てた姿で報道されたり、同級生がテレビに映って救助を求めていたり、親戚のクルマが水没してしまうなど、決して他人事ではないものでした。
その辺のことは、日記(カテゴリ[新潟豪雨])にも書いていますが、メディアで大きく報道されたため県内外から多くのボランティアが駆け付け、尽力していました。
私自身も復旧活動の最中に撮った写真などがありますので、記録の意味も含め、掲載します。
また Google Maps API を利用して、写真の大まかな位置関係を表示するページを作ってみました。
名称について
上記にもありますが、気象庁は「新潟・福島豪雨」としたものの、新潟県内では発生した日付から「7.13水害」と表記することが多いです。新聞・テレビでもそうですので、以下は「7.13水害」と表記します。
メディアと災害
2004年は blog が流行った年でした、災害時にいち早く作成でき、また更新作業も手軽、情報伝達も容易だったので直後から blog がいくつか立ち上がり*1、現地の状況やボランティアの受け入れ環境などを掲載していました。
各自治体も一時的に blog からの情報発信も行っていたようです。
また、2004年は災害の多い年でもありました。
7月のこの豪雨の後も史上最多の台風が日本列島を上陸し、大きな被害を各地に与えました。そして同年10月23日には新潟県中越地方に大きな地震がありました。
それらの災害時にもやはり、blog が立ち上がり、それぞれ有効活用していたようです。
また行政側の活動だけでなく、ネットの広がりとして活発に blogツールやWikiが使われ、現地の状況を発信したり、情報交換をする上で重要な役割を果たしていました。
*1 多くのサイトが一時的なものだったため、終了したところも多いのですが、残っているものを
水害の記録
当時の状況などを公開しているページや、本など