2004年7月13日に新潟県中越地方を襲った水害「新潟・福島豪雨」のときに描きました
僕の家は特に大きな被害はなかったのですが、被害のあった地域に近いところに住んでいたので、複雑な思いがあります
この水害で死者15人、床上・床下浸水2万5千戸以上、家屋の全半壊・一部損傷160棟以上、農作物の被害は12000ha(2004年7月22日現在)など大きな被害をもたらしました
同級生や親戚にも被害にあった方はいて、その人たちを「大変だなァ」と思う一方で、正直なところ 自分は被災しなくて良かったなぁ とか、テレビを見ていてもどこか他人事のように悲惨さにあまり心動かされないような部分があります
う〜ン、そういう気持ちを持つのは良くないな、とは思っているわけですが、どうもそう考えてしまうンですよね
というわけで、今回の絵は、そんな気持ちを元に描いてみました
どうもお腹にそういう感情を溜めておくのは居心地が悪いので出してみましたが、形にしたことでちょっとスッキリした感じ。ちょっとだけど